アジア競技大会「ウイニングイレブン」のレギュレーション解説

8月18日より開催されている、第18回アジア競技大会では、eスポーツがデモンストレーション競技となり、ウイニングイレブンもそのひとつに数えられている。日本からはSOFIA選手とレバ選手の2人が出場することとなっている。日本人選手が出場するウイニングイレブンの競技開催が、いよいよ明日に迫っている。そこで、競技大会のルールについておさらいをしておく。


(写真:大会当日の対戦表と試合時間。全てインドネシア標準時間)

会場、開催時刻

会場はインドネシアのMahaka Square。開催時刻は日本時間9月1日(土) 12:00~ 23:00の予定となっている。

グループステージ

本大会はグループステージおよびノックアウトステージから構成される。グループステージは、グループAとグループBからなり、それぞれ4チームが競い、上位2カ国がノックアウトステージに進出。日本チームはグループBに属している。

ノックアウトステージ

各グループステージの上位者2カ国、計4カ国にて競われる。対戦カードはグループステージの結果に伴い決定される。

試合形式

1マッチは3ゲームの内、2ゲームを先取した方が勝利となる。第1ゲームは1v1、第2ゲームは2v2、第3ゲームは1v1の変則型。リアルスポーツの卓球競技団体戦に近い形式となる。ウイニングイレブン2018に収録されたサッカーチーム(FCバルセロナ・リヴァプールFC・アーセナル・シャルケ04・インテル・ミラン・コリンチャンス・リーベルプレート・コロコロ)より、任意のサッカーチームを選択する。対戦者同士は1ゲーム内に同じサッカーチームを選択することができない。同じチームが選択された場合、審判によるコイントスによって決定する。また、1マッチの3ゲームの内、同じサッカーチームを2度選択することはできない。どのタイミングで、どのサッカーチームを使用するか。サッカーチームの起用方法に戦略性が求められる。


(写真:会場内に設置してあるeスポーツ競技のスケジュール案内パネル)

注目すべきポイント

ウイニングイレブンを楽しむ方法の1つに、ゲーム内選手の獲得がある。ゲーム内選手を揃え強化されたチームでオンラインmyClubでの対人戦に臨む。この場合、ゲーム内選手の能力による差異や、オンラインに発生するラグ(遅延)に伴う有利不利などが発生する。アジア競技大会では、あらかじめ定められたサッカーチームが用いられ、オフラインでの対戦となる。つまり、より出場選手自身の能力やテクニックが如実に反映される。この点がアジア競技大会を観戦する際、注目すべきポイントとなる。

ネットLIVE配信

TBSテレビ・アジア競技大会特設サイト
http://www.tbs.co.jp/asiangames/esports/

9月1日(土)16:20〜最終順位が確定するまで配信
実況・MC / MEGURU
解説 / からあげ
ゲスト / 北澤豪
アシスタント / RaMu

(文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)

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