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【選手インタビュー】GEOウイイレ大阪大会、優勝かつぴーや選手・準優勝Ryo選手・3位GENKIモリタ選手

11月17日、「ウイニングイレブン2019 GEO CHALLENGE CUP大阪大会」がゲオ八尾店で開催された。VAMOLAは現地取材を敢行。注目はプロとして出場した、GENKIモリタ選手とかつぴーや選手。プロプレーヤー2人を中心に、現場では様々な話を聞くことができた。そこで、出場選手たちのインタビューをレポートする。

■優勝:かつぴーや選手

プロと紹介されることのプレッシャーは正直あると語ったかつぴーや選手。そんなプレッシャーを感じながらも、見事に優勝を果たした。他の選手のプレイも、「今のうまいなあ」と言いながら観戦する姿が印象的だった。決勝戦終了後、かつぴーや選手へインタビューを行った。

――大阪のプレイヤーは上手い人が多いと感じました。大会を通じて感じたことや実際に戦ってみて感じたことなど教えてください。
「初戦以外は1点差の試合ばかりでした。みんな攻撃が上手くて苦労しました。ボクは結構守備が得意だと思っているので。でも、やっぱりこういう大会を勝つには、結局、守備の能力が上手いか下手かで差が出ると思っています。守備力がしっかりと出せた試合が多かったかなと。とは言いながら先制されている試合が多いんですけど。」

――決勝戦についての感想
「Ryoさんには2点も入れられて。最近は点数を入れられることがあまりないんですけど。そういうところから考えても、やっぱり大阪ってレベルが高いかなと思いました」

優勝候補の一人に目されていたかつぴーや選手が、初戦に先制されるという展開は印象に残る場面だった。

――初戦の方もすごく上手かったですよね
「そうなんですよね。後で聞いたら、レート1000(オンライン対人戦での目標数値)に行っている方で、オンラインやTwitterの登録名とは別の名前で大会へ出場していたみたいです。初心者とか言っていたので、正直、勝てるかなと思ったのですが。ワンプレー目でいきなりキックフェイントを使われて。あっ、これは初心者じゃないな、上手い人だと思っていたら、やっぱり上手くて先制されて。1点をすぐに返して、何とか逆転できました。初戦というのは、大会の中でも一番難しい試合です。いつもと違う環境でやりにくい部分もあったのですが、多分ボクの方が先にアジャストできました。オフラインに慣れているので、そういうところで差が出たのかなと思います」

■準優勝:Ryo選手

すべての試合を逆転勝ちで決勝戦まで駒を進めたRyo選手。決勝でかつぴーや選手に負けたものの、プロ相手にギリギリまで追い込んだ。決勝戦終了後、Ryo選手へインタビューを行った。

――決勝戦まで残って、ホントに最後の最後まで、どちらが勝つかわからない展開でした。かつぴーや選手はプロと紹介されるプレッシャーはあると話して下さいましたが、逆にプロと対戦するプレッシャーはありませんでしたか
「ふだんオンラインとかやっていても、上位陣と対戦することがあるので。プロに限らず、全部の試合が大変でした」

――オンラインとオフラインで感覚の違いはありますか
「やっぱりちょっと違いますね」

――決勝戦でかつぴーや選手と対戦するにあたって、どういうところを意識されましたか
「かつぴーや選手は、基本的に技術すべてがハイレベルだったので、取りあえず、できれば先制したかったですね。大会の全試合で先制されているので、集中が持つかなと。」

――先制しているのに追いつかれる。そして逆転されるというのは、相手に相当プレッシャーを与えることができたのではないでしょうか
「逆転してからは、相手の方がおそらく大変だっただろうなと思いますね」

――大会全体を通じて感じたことは
「まあでも特に一番最後のかつぴーやさんとの試合は、やはり大変でした」

■3位:GENKIモリタ選手

3位決定戦で勝利を収め、プロの面目を保ったGENKIモリタ選手。今大会では多くの出場選手がフランス代表チームを選択した。そんな中GENKIモリタ選手は、フランス代表を選択しなかった。初戦ではアタランタ、次戦ではバルセロナ、準決勝・3位決定戦ではスペインを選択。3位決定戦終了後、GENKIモリタ選手へインタビューを行った。

――なぜ、フランスを選択しなかったのですか。また、色々なチームを使用されていました
「特定のチームや選手に対するこだわりがあまりありません。また、同じチームばかり使っていると大会的に面白くないと思いました。そういったことよりも、ゲーム全体をコントロールすることを意識していました」

――ただ、ウイイレ2019はスピードと瞬発力の強い選手が優位にあって、だから多くの出場選手がフランスを選択したのだと思いますが
「ボールをキープするテクニックでプレイを見せたいと思っています。多くの人がスピードを活かしたプレイに傾倒していく中で、相手が崩れるのを待つスタイルです」

――3位決定戦の先制点はサイドからのフライスルーパスでした。クロスを選択することが多い場面かと思いますが、フライスルーパスを選択した理由を伺えますか
「クロスは選手へダイレクトにボールが届きますが、その分、クロスの対象となる選手が限定されます。スルーパスの場合、スルーパスの対象となる選手がクロスほど限定されません。味方が何人かいたので、チャンスが広がると思い、スルーパスを選択しました」

(取材・文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)

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