EA SPORTS社がコロナウイルスの広がりを受け、FIFA20イベントの無期限開催停止を発表 eJリーグ予選エントリーも延期へ
人気サッカーゲーム『FIFA』シリーズを制作するEA SPORTS社が、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)への対応として、オンラインを含めたライブイベントを無期限で開催停止とすることを発表した。国内においても、新型インフルエンザ等対策特別措置法が施行され、安倍首相が記者会見を行ったばかり。
無期限の開催停止は、世界大会である「FIFA 20 Global Series」などFIFA主催のオフライン大会はもちろんのこと、サードパーティが主催する大会にも適用される。昨年、日本人のジェイ選手が活躍したeチャンピオンズリーグのオンライン予選の開催が14日に予定されていたが、こちらも中止されることとなった。
今回の決定は、オフライン大会(決勝大会)が実施できないことの影響と考えられるが、結果としてオンラインにまで影響が及ぶ状況となっている。そこで、EA SPORTS社の声明や、国内で『FIFA』シリーズの大会などを運営するeJリーグの発表などを見ていく。
■EA SPORTS社の声明(要約)
EAは世界中でコロナウィルスの影響が続くことを受け、FIFA 20 Global Seriesなどのイベントを一時停止します。これには、EAが主催するイベント、およびEAからのライセンスに基づいて実行されるサードパーティのイベントが含まれ、関連するすべてのライブイベントおよびオンラインイベントが含まれます。
この決定は、EA SPORTS FIFA 20 Global Seriesがパンデミックの拡大に寄与しないことを確実にするために行われるものです。
コロナウイルスの状況を今後も見守りつつ、世界中の保健当局から最新の情報を受け取り、この時間を使用して、今後の方針を決定します。
どうか安全に元気でいてください。時間が来たら、イベントやブロードキャストへ戻ることを楽しみにしています。
■eJリーグTwitter発表
【お知らせ】
FIFA20グローバルシリーズの全世界的な一時停止を受けまして、
3/16(月)からの #eJリーグ のエントリーも延期とさせていただきます。
今後の対応については改めてお知らせいたします。
楽しみにしていた方々にはご迷惑をお掛けいたしますが、
ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。 https://t.co/wpHTpZlLRk— eJリーグ【公式】 (@eJ_League) March 14, 2020
EA SPORTS社の声明文にある「Please be safe and be well.(どうか安全に元気でいてください。)」との言葉通り、安全と健康に最大限配慮しながら、この状況を乗り越えていかなくてはならない。
(文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)