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スポーツチームの情報発信支援『SPORTS TIMES』発足 将来のeスポーツ競技にも期待

株式会社PR TIMESは20日、スポーツチームが自ら情報を発信することを支援するプロジェクト『SPORTS TIMES』を本格始動したことを発表した。同社のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」では、月に1万本以上のプレスリリースを配信する一方で、スポーツ関連のプレスリリースが占める割合が全体の3.8%に留まる。さらにそのうち約4割が商品サービスの情報であり、「選手やチームの魅力や活躍を、十分に伝えきれていないのでは」という問題意識があった。『SPORTS TIMES』は、Jリーグ9チーム、Bリーグ15チームの計24チームが参画するかたちでスタートし、今後は他のスポーツのチーム、団体の参加の募集を始める。将来的に各スポーツチームがeスポーツに参入した場合、自然とeスポーツに関する発信も増えていくことになりそうだ。

同会見には、初期参画チームを代表して、アルバルク東京・林邦彦社長、湘南ベルマーレ・水谷尚人社長、栃木SC・橋本大輔社長も出席した。アルバルク東京林氏と湘南ベルマーレ水谷氏は、より幅広い人への周知を目的に活用したいと狙いを語り、栃木SC橋本氏は「競技成績以外の活動も伝えていきたい」と豊富を語った。現在、マスメディアのスポーツコーナー等で試合結果や有名選手の動向のニュースに触れる機会は多くある一方、報道されにくいスポーツチームの諸活動や、知ってもらうチャンスの少ないマイナースポーツも数多くあり、それらの情報の魅力を伝えていくことに今プロジェクトの期待がかかる。

また、この日、ゲストとして登場したのは、柔道家の篠原信一さん。篠原さんは、PR TIMESの1日社長役として、紺のジャケットに白いTシャツの、爽やかなカリスマIT社長風で現れ、同サービスの最初のプレスリリースをノリノリで配信した。

発足時参画の24チーム

Jリーグ
FC東京、FC町田ゼルビア、ガンバ大阪、清水エスパルス、湘南ベルマーレ、セレッソ大阪、東京ベルディ、栃木SC、ベガルタ仙台

Bリーグ
秋田ノーザンハピネッツ、アースフレンズ東京Z、アルバルク東京、茨城ロボッツ、愛媛オレンジバイキングス、京都ハンナリーズ、三遠ネオフェニックス、サンロッカーズ渋谷、千葉ジェッツ、西宮ストークス、横浜ビー・コルセアーズ、ライジングゼファー福岡、琉球ゴールデンキングス、リンク栃木ブレックス、レバンガ北海道
※五十音順

(取材●VAMOLA eFootball News編集部)

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