<ウイニングイレブン>「PES LEAGUE 2019世界決勝」CO-OP部門アジア代表チームの注目ポイント
6月28~29日、『ウイニングイレブン 2019』のKONAMI公式eスポーツ世界選手権、「PES LEAGUE 2019 ワールドファイナル」がアーセナルFCの本拠地・エミレーツスタジアム(イギリス・ロンドン)で開催され、eフットボールの世界王者を決める戦いが繰り広げられることとなる。
大会の開催までいよいよ一週間となり、世界中のウイイレユーザーから熱い注目を集めている。大会は28日のDAY1にてCO-OP部門、29日のDAY2にて1v1部門を実施。
VAMOLA解説員のarata選手が、DAY1のCO-OP部門アジア代表チームの注目ポイントなどを解説する。(トップ画像:コナミデジタルエンタテインメント社ニュースリリースより)
■arata選手の注目ポイント
□WANI
◇メンバー
・ZEUS_FAIDAN(インドネシア)
・RIO_ds(インドネシア)
・Luckymaarif(インドネシア)
arata選手:1on1のアジア予選で優勝を果たしたZEUS_FAIDAN選手を擁する、アジア予選CO-OP部門の優勝チームです。守備時にプレスをかける選手、最終ラインで裏のケアやロングボールの競り合いをする選手、こぼれ球を拾う選手など、3人の距離感がこのチームの良さだと思いました。
また、攻撃ではZEUS_FAIDAN選手のドリブルの上手さが光っていました。ZEUS_FAIDAN選手がドリブルでボールを持つことによって、他の選手がフリーになるため、攻撃のバリエーションを増やすことができます。ワールドファイナルでは、ZEUS_FAIDAN選手のパフォーマンスが勝敗の鍵を握ると思います。
□BEGINNERS
◇メンバー
・Chip(日本)
・Qu(日本)
・Masachu(日本)
arata選手:日本人チームとして唯一、ワールドファイナルへの進出を果たしたのがこのBEGINNERSです。メンバーそれぞれに上手いと思う場面がたくさんあったので、選手ごとに解説していきます。
◇Chip選手
CFオーバメヤンのスピードを活かした裏への抜け出しがとても上手いと思いました。また、シュートセンスが抜群で、ダイレクトでシュートを打つのか、一度トラップしてからシュートを打つのか、その判断に優れているため、アジア予選でもたくさんの得点を奪うことができたのだと思います。
◇Qu選手
ボールを保持していないオフ・ザ・ボールでの動きがとても上手いです。守備では相手に攻められているときの裏のケアやカバーリングをしっかりとしていて、相手の攻撃を防ぐ場面が印象に残っています。
攻撃では裏への抜け出しを得意とする選手ですが、逆にCBとMFの間のスペースに下がって、フリーでボールを受けることによって、攻撃をスムーズにしていました。守備でも攻撃でも、とにかくポジショニングが上手い選手だと思います。
◇Masachu選手
パスの技術とタイミングが上手く、観ていて一番驚いた選手でした。他の選手の動き出しに合わせて、完璧なパスを出していて、司令塔のような役割を果たしています。他の選手の動き出しをほとんど見逃すことがありません。
また、時折挟むダイレクトパスが上手く、一定のテンポから一気にスピードアップするため、ディフェンス陣は対応が難しくなります。そのダイレクトパスに他の選手がしっかりと合わせているのを見ると、Masachu選手を中心にメンバー間の意思疎通がしっかりとできていることが伝わってきました。
試合を観戦してきて、メンバー全員が共通意識を持って、攻撃やパスワークが一番上手くできているチームだと思います。相手に攻め込まれる苦しい時間帯を上手く守り切ることができれば、優勝への道が開いてくると思います。
実力は間違いなくあるチームなので、日本を代表して、ぜひBEGINNERSに優勝してほしいと思います!頑張ってください!
■大会ライブストリーム配信
twitch:https://www.twitch.tv/pesleague
■関連リンク
PES LEAGUE 2019 WORLD FINALS COMING TO EMIRATES STADIUM
(文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)