<東京ゲームショウ2018が閉幕>最終日はウイイレDAY アジア大会金メダリストSOFIA選手、レバ選手も登場!

9月23日、世界三大ゲーム見本市に数えられる東京ゲームショウ2018(以下TGS2018)は、延べ4日間で歴代最多の29万8690人が来場し、盛況のうちに幕を閉じた。今年はeスポーツ元年とも言われている。TGS2018にも世情が反映され、eスポーツ関連の情報や企画が目白押しであった。そこで、最終日に行われた「ウイニングイレブン」に関連したイベントをおさらいしておく。


(写真:大会の意気込みを語る茨城プレ国体準優勝のチーム「ゴラ族」のキャプテン)

ウイニングイレブン 2019 国内最強チーム決定戦 予選

プロライセンスを保持したプレイヤーチーム、メディア大会上位チーム、茨城国体プレ大会上位チームで競われた3on3の大会。午前中、コナミブースにて予選が行われた。準決勝へ進出が決まったのは、<ユウQあーる><We love サウジ><カストロミナンダバーチャット><そうだ,サウジへ行こう>の4チーム。


(写真:試合会場の様子。両サイドの小型スクリーンには、スポンサー企業のCMが流れていた)

ウイニングイレブン 2019 国内最強チーム決定戦 決勝

準決勝以降は、e-Sports Xステージ RED STAGEにて行われた。

・準決勝対戦カード
<ユウQあーる>VS<We love サウジ>
<カストロミナンダバーチャット>VS<そうだ,サウジへ行こう>
決勝へ進出したのは、<ユウQあーる>と<カストロミナンダバーチャット>。優勝候補と目された、アジア大会金メダリストの二人(SOFIA、レバ)を擁する<そうだ,サウジへ行こう>がPK戦に敗れるという波乱の展開となった。決勝はPK戦へもつれ込み、<カストロミナンダバーチャット>が辛勝。サウジアラビアへの切符を手にした。

出場した選手の多くは、個人戦で圧倒的実力を誇る。準決勝も決勝もPKがあり、3on3の難しさを改めて感じさせられる大会となった。来年の茨城国体でも3on3が採用されている。一体、どのような展開になるのだろうか。優勝した<カストロミナンダバーチャット>は、来年1月にサウジアラビアで開催される「日本・サウジアラビア対抗戦」の日本代表となる。


(写真:日本代表の杉村直紀<SOFIA>選手と、相原翼<レバ>選手)

Asian Gamesエキシビションマッチ

同じくe-Sports Xステージ RED STAGEにて、Asian Gamesエキシビションマッチが行われた。日本・ベトナム・韓国の3カ国で2on2のリーグ戦。アジア大会金メダリスト、SOFIA選手とレバ選手が国内最強チーム決定戦に続き出場した。試合前のインタビューにSOFIA選手は「もう悔しい思いはしたくないので」と、国内最強チーム決定戦での敗戦に悔しさを滲ませつつも、ストレートな表現からは強い決意が感じられた。


(写真:出場した日本、韓国、ベトナムの3カ国の選手たち)

2on2はアジア大会でも採用された方式。サッカーをはじめスポーツでは、完全アウェイと表現される状況がある。日本での開催に2on2と完全ホームの状況であり、アジア大会金メダリストとして、絶対に負けられない試合となった。すると、2-0でベトナム、4-0で韓国を降し、金メダリストの所以を遺憾なく発揮。当然視されることのプレッシャーに負けることなく、見事な優勝を飾った。

尚、Asian Gamesエキシビションマッチには、PC版・国内未発売の「ウイニングイレブン2019」が使用された。国内最強チーム決定戦では、PS4が使用された。実際に触ったわけではないが、映像を比較する限り、映像美・選手挙動(もっさり感)ともにPS4が上であった。今後、eスポーツの発展に伴い、そのステイタスや賞金が上がるほど、様々な問題が起こり得る。できる限り、普段のプレイと差異のない環境下で試合が行われることが望まれる。

(文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)

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