【FIFA18】浦和レッズ対フェイエノールト eスポーツ国際親善試合が開催 両チームで活躍した小野伸二選手がビデオ出演
千葉県幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2018のeスポーツイベント「e-Sports X」において、『FIFA 18』による日本とオランダによるeスポーツ国際親善試合が行われた。日本側は浦和レッドダイヤモンズのeスポーツチーム、オランダ側はフェイエノールト・ロッテルダムのeスポーツチームが出場した。試合前、ビデオレターとして、日蘭の両チームで活躍した小野伸二選手(現コンサドーレ札幌)が、日本語とオランダ語で選手たちにエールを送った。
(写真:自身もサッカーゲームファンであることを明かし、当地に応援に駆けつけたかったと話した小野伸二選手)
各国出場選手
日本
浦和レッドダイヤモンズ eスポーツチーム(かーる選手、fantom選手)
オランダ
フェイエノールト・ロッテルダム eスポーツチーム(YimmieHD選手、FeyenoordJaeyD選手)
試合結果
・第一試合:2-2 PKにより日本勝利
日本:かーる選手 vs オランダ:FeyenoordJaeyD選手
・第二試合:1-1 PKによりオランダ勝利
日本:かーる選手・fantom選手 vs オランダ:YimmieHD選手・FeyenoordJaeyD選手
・第三試合:0-2 オランダ勝利
日本:fantom選手 VS オランダ:YimmieHD選手
(写真:試合解説は、JeSU職員であり、FIFA12日本代表として世界大会に出場経験もある羽染氏が務めた)
■試合形式
対戦形式は各国の代表選手2名が協力して戦う団体戦。1対1・2対2(2名が協力・連携して戦う)・1対1(一戦目で対戦しなかった選手同士の対戦)の3試合で、2本勝利を収めた国が勝利となる。全プレイヤーの能力値を「85」に統一した特別ルールで行われた。
■実況・解説
・実況:岸 大河(ゲームキャスター)
・解説:羽染 貴秀(JeSU)
・協力:浦和レッドダイヤモンズ
フェイノールト・ロッテルダム(オランダ)
オランダ王国大使館
今回の国際親善試合は、1勝2敗で惜しくもオランダに敗北の結果となった。試合後、かーる選手(27)は、「FIFAのトッププレーヤーと試合するためには普段は海外に行く必要があるのですが、今回は、日本で試合を行える貴重な機会を頂けたので感謝しています。海外のトッププレーヤーと世界で戦ってきた経験を活かすことが出来て良かったです」と手応えを述べた。また、fantom選手(23)は、「世界のトップレベルの隙がない試合を体感できて良かったです。試合の結果は悔しいが、得た経験を活かして次の試合に臨んで行きたいです」と今後の豊富を語った。
(写真:今年のFIFA eW杯にも出場したYimmieHD選手は、日本人選手たちの能力を高く評価した)
JeSU会長岡村秀樹氏は、「オランダからは名門フェイエノールトのeスポーツチームが、対する日本側は浦和レッドダイヤモンズのeスポーツチームの両チームの特別協力により実現しました。元日本代表で天才ミッドフィルダーと称された小野伸二選手はかつて両チームで活躍しました。eスポーツにおいても「選手の競技力の向上」に必要なものは従来のスポーツと同様、強い相手と直接対戦し、切磋琢磨することです。今回、世界の強豪選手と直接対戦できる、またとない機会をいただき感謝いたしております。当団体は選手の競技力の向上のため、今後もこうした選手の国際大会への派遣や国際大会の開催を促進したいと考えております」と語った。
東京ゲームショウ2018公式サイト
https://expo.nikkeibp.co.jp/tgs/2018/
(取材●VAMOLA eFootball News編集部)