国際サッカー連盟（FIFA）が主催するeスポーツの世界大会「FIFA eWorld Cup Grand Final 2018」は大会2日目（8月3日、ロンドン）、グループリーグ残り2試合を開催（グループリーグは全7試合）。グループCでここまで全勝で優勝候補のアルゼンチン代表ニコラス選手は、日本代表ナスリ選手（同大会での登録名は「Web」選手）と最終節で対戦し、効率良く点数を重ね6-1で破り、決勝トーナメント進出を順当に決めた。
ニコラス選手は試合後、ナスリ選手の印象を交えVAMOLA eFootball Newsのインタビューに応じた。以下、一問一答。
－－日本人のナスリ（Web）選手の印象は。
「ナスリはとても良い選手だと思うよ。彼は（6月の最終予選の）アムステルダムのトーナメントではとても良い結果を出した。今回のトーナメントでは、その時のようにできなかったことに、理由が分からなかったり、悲しんでるかもしれないね。でも、本当に偉大な選手だよ」
－－あなたは本当に強い。あなたとナスリ選手の強さの一番の違いは。
「正直、理由なんてよくわからない。ただ、僕は自分の信じるやり方でやっていて、それが彼と違うということ。彼は（僕と対戦する前に）既に別の対戦で4試合負けていたから、それが彼の気持ちを切らしていて、本来の強さほどうまくプレイできなかったのかもしれないね」
－－あなたはアルゼンチン人ですが、なぜドイツのマネジメント会社（トランスファーマーケット）に。
「とても僕は幸せだ。事務所に所属したことで、精神的な面のサポートだけでなくて、金銭的なサポートもあって。将来の状況があやふやでは無くなったし、今とても満足している」
－－日本人に欧州のチームに所属することをオススメしますか。
「それは、何を手に入れたいのか、良い点も悪い点あるし、何を求めているのか、それによるね。何が自分を幸せにするかはそれぞれだと思うよ」
－－アルゼンチンには、同じようなマネジメント会社はないのですか。
「そうなんだ。南米のeSportsの状況はとても（欧州と）だいぶ違っていて、このような会社は無いんだ。だから、ヨーロッパの会社に決めたところはあるかな」
（VAMOLA eFootball News編集部）
