日立システムズeスポーツ部が福島県Jヴィレッジで復興支援・企業間交流eスポーツ大会を開催 12社のeスポーツ部等が参加
10月26日~27日の2日間にわたり、株式会社日立システムズは、復興支援・企業間交流フットサル&eスポーツ大会を福島県にあるサッカーのナショナルトレーニングセンター・Jヴィレッジにて開催した。
同社は、昨年の10月に社長も所属する文化体育クラブ「eスポーツ部」を設立。これまでは、eスポーツを通じて、社内コミュニケーションの活性化を中心に取り組んできたが、eスポーツ部とサッカー部の両方に所属している部員から、eスポーツとフットサルを同時に楽しみつつ、復興支援活動にもつながるイベントという声が挙がり、今回のイベントが企画された。
Jヴィレッジは、サッカーA代表及び育成年代の日本代表のトレーニングキャンプにも利用されてきた、サッカーの聖地の1つ。美しい芝生に囲まれた本格的な雰囲気の中、eスポーツ大会が開催され、eFootballとリアルサッカーのボーダーレス化を象徴するイベントとなった。
以下、イベントの概要や関係者のコメントなどをお伝えする。
■イベント概要
名称:復興支援・企業間交流フットサル&eスポーツ大会
主催:日立システムズ 本社文体クラブ eスポーツ部
日時:2019/10/26(土)~2019/10/27(日)
場所:ナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ(福島県双葉郡)
参加者:合計12社、44名が参加
■実施eスポーツタイトル
・eFootball ウイニングイレブン 2020 (※三笠製作所eスポーツ実業団選手によるエキシビションマッチを実施)
・グランツーリスモSPORT
・ぷよぷよeスポーツ
・ストリートファイターⅤ
・大乱闘スマッシュブラザーズ
■開催の目的
①さまざまな企業の従業員が参加することで、世代や組織を超えた交流の活性化を図る。
②フットサル/サッカーというリアルスポーツと、eスポーツ(サッカーゲームなど)を同時に楽しめる企業間交流イベントという新たな取り組みにチャレンジすることを通じて、チャレンジするマインドを醸成する。
③福島復興における象徴的な施設である「Jヴィレッジ」を活用(サッカー/フットサルだけでなく、eスポーツ大会の会場として活用)し、情報発信することで、微力ながら復興支援にもつなげる。
■日立システムズ社長北野昌宏氏の挨拶
「Jヴィレッジは、美しい天然芝のグランドに加え、Jヴィレッジホールもあり非常に素晴らしい施設です。震災後間もない厳しい状況で、復旧作業に臨む日立グループ社員を激励するためにJヴィレッジに来たときとは隔世の感があり、ここJヴィレッジでイベントを開催できたことは非常に感慨深く感じています。ぜひ、フットサルだけでなく、eスポーツも楽しんでいただければと思います。」
■株式会社Jヴィレッジ小名山洋介氏コメント
「Jヴィレッジは、1997年に日本初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして開設以来、サッカー日本代表のトレーニング キャンプをはじめ、各種カテゴリーの大会・合宿等で多くのチームに利用されてきました。2011年3月に発生した東日本大震災に伴い、施設の営業は休止していましたが、2018年夏に一部営業再開を果たし2019年4月20日、8年の時を経て全面営業再開をいたしました。
今回、日立システムズeスポーツ部さんが、フットサル・サッカーに加え、eスポーツを同時に楽しめる企業間交流イベントを開催いただいたことに大変感謝しております。今回のイベント開催を契機に、サッカーの聖地の一つとしてだけではなく、eスポーツの聖地として多くの皆様に認知していただけるようになれば幸いです。」
■参加企業
・株式会社日立システムズ(21名)
・株式会社日立システムズフィールドサービス(2名)
・株式会社四国日立システムズ(1名)
・株式会社三笠製作所(制御盤メーカー、eスポーツ実業団チーム所有)
・UiPath株式会社(RPAツールベンダー/当社のビジネスパートナー)
・ゲシピ株式会社(eスポーツ関連サービス提供企業)
・株式会社ポケラボ(オンラインゲーム会社)
・株式会社BCN(IT系のメディア、取材を兼ねて参加)
・不動産関連企業
・ITコンサルティングサービス企業
など 合計12社から44名が参加
(文●fanatic wilkinson’s)
(編集●VAMOLA eFootball News編集部)