【FIFA19】FUTチャンピオンズカップ2月アトランタ大会開幕!日本代表ナスリ選手は体調不良で大会を欠場
2月23日、『FIFA 19』を使用したeスポーツ世界大会「ELEAGUE FUT Champions Cup February」がアメリカ南部最大の都市アトランタで開幕した。同大会は、北米で開催される初のFIFAグローバルシリーズ主要大会となる。
世界の各地域選を突破した63選手が出場。大会賞金総額は10万ドル(約1100万円)。アトランタ・ターナースタジオ内「ELEAGUEアリーナ」にて3日間に渡る戦いが始まった。
なお、日本からナスリ選手(登録名はWeb Nasri)が出場予定だったが、体調不良で同大会を欠場している。不測の事態とはいえ、世界大会の貴重なアジア出場枠を結果として無駄にしたかたちとなった。また、同選手が戦う予定だった試合は「0対6」の不戦敗扱いになると発表されている。
■ELEAGUEがFIFAグローバルシリーズに参入
今回のアトランタ大会は、アメリカの大手テレビ放送局ターナー社が展開するeスポーツ番組ブランド「ELEAGUE」が、EA社とパートナシップ契約を締結したことで開催に至ることとなった。
同ブランドは、2016年に立ち上がったばかり。プレイヤーの体温・心拍数やゲーム内と連動したVR映像を活用するなど、最先端の中継テクノロジーにより人気となり全米一のeスポーツ放送ブランドへと成長。特に『ストリートファイターV』や『CS:GO』のトーナメント大会の番組で人気を博してきた。
今後、継続的に「ELEAGUE」がFIFAの大会を開催。次に、5月の今シーズン最後の公式予選大会「Lisensed Qualifier Event」が同地で行われる予定だ。
今回の締結に関して、ターナー社のコンテンツ事業責任者クレイグ・バリー氏は「EA社のFIFAシリーズは、全世界規模で展開される最も競争力のあるタイトルです。当社が持つ2つの人気サッカー番組ブランド『B/R Football』(主要欧州リーグ放送番組)と『UEFAチャンピオンズリーグ』とクロスオーバーする機会としたい」と話し、eスポーツのサッカーコンテンツと、実際のサッカーコンテンツを包括的に扱うことが狙いの1つであるとしている。
■ELEAGUE公式Twitter
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■大会関連リンク
ELEAGUE FUT Champions Cup February公式ホームページ
(取材・編集●VAMOLA eFootball News編集部)