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日本eスポーツトレーナー協会(JeSTA)が発足! eスポーツ選手のフィジカルとメンタルの能力向上と改善をサポート

12月9日、日本eスポーツトレーナー協会(神奈川県鎌倉市、代表:外池哲郎、以下JeSTA)は、同協会の設立と事業の開始を発表した。協会の活動を通じて、eスポーツ選手の身体と心を「医療ケア」と「トレーナー分野」で支えられる存在を目指す。

■JeSTAとは

JeSTAは、スポーツトレーナーに関連する国家資格取得者が所属するプロのトレーナー組織である。鎌倉にある「そといけ治療院」院長の外池哲郎氏が代表を務め、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、歯科医師などが所属し、ぞれぞれに治療院や医院を開業している。

今後、協会に所属しているトレーナーの拡充を計るとともに、eスポーツに関わる大会・イベント・企業・チーム・学校等へ、同協会所属のトレーナーを派遣する有料事業を展開する。また、eスポーツ選手に必要なリカバリー技術確立のための講習会や、選手のセルフケア解説動画等のコンテンツ制作も検討しているとのこと。


(写真:JeSTAのオフィシャルロゴ)

■JeSTA設立の背景と展望

eスポーツは、集中力、スタミナ、反射神経など、高度な身体反応が求められ、極度の身体疲労を引き起こす。代表の外池氏はVAMOLAの取材に応じ、「どのジャンルも昇りつめれば過酷なせめぎ合いと極限の戦いが待っています。eスポーツ選手も他種目のプロスポーツ選手と同じフィールドとなり、トレーナーが必要になる環境は必至であると考えます」と設立の背景を話した。

また、同氏は「子供の頃にファミリーコンピューターが登場して、ある意味ゲーム世代でもあります。ゲームがeスポーツとして世間の見方や認識が変わり、オリンピックを見据えて走り始めた今、未来へ繋がる選手たちを縁の下から支えられたら」と想いを語った。

なお、外池氏はBritish Embassy Football Clubに所属するサッカープレイヤーであり、横浜市にある市立中学校サッカー部のコーチを務める。サッカーゲームが最も親しみがあるとのことから、まず同協会の取り組みはサッカーゲームに関する大会や企業とプロジェクトを進めていくとのこと。順次、他のeスポーツ競技にも展開するとしている。

日本eスポーツトレーナー協会(略称:JeSTA)
公式ホームページ http://esportstrainer.jp/


(写真:eスポーツ選手特有の、指・腕・目等の疲労に対するリカバリー技術の確立を目指す)

■VAMOLAとオフィシャルパートナーシップを締結

アジア競技大会ジャカルタでは、eスポーツ大会会場に選手専用のマッサージルームが作られていた。ウイニングイレブン日本代表のSOFIA選手とレバ選手も利用したと聞く。同大会の日本初の金メダル獲得の背景には、マッサージによるケアの効果もあったかもしれない。

VAMOLAはJeSTAのオフィシャルパートナーとなり、同協会の取り組みの発信をサポートしていく予定だ。

(編集●VAMOLA eFootball News編集部)

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