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W杯激闘のベルギー戦の地「ロストフ」のeスポーツBarにて、Kenny選手が当地のチームでプレイする魅力を語る

ロシアW杯決勝トーナメント1回戦の激闘の対ベルギー戦が行われた翌日、試合の興奮が冷め止まない中、当地ロストフオンドンのeスポーツBar「ジュジャ」にて日本人のFIFA18をプレイするグループが集まった。その中のひとり、日本対ポーランド戦の地、ヴォルゴグラードでもFIFA18対戦を通じて国際交流を図っていたKenny選手こと、香川県出身の児島健介さん(21歳)に、「ロストフの激闘」とも語り継がれるだろうこの街のクラブチーム「FCロストフ」を使用してもらい、FIFAのゲームにおけるマイナーなクラブチームで対戦する魅力などを伺った。

(写真:ロストフオンドンの街中にあるeスポーツBarジュジャ)

FCロストフのプレイしてみた印象は?

「やっぱり(ロシア人の選手が中心なので)フィジカルが強いです。ただ、全体的に少し遅い。トラップしてから次の動作が遅いとうことは、思い通りにコントロールできない。FIFAのゲームの中では、テクニック、スピード、フィジカルの順番で重要な要素だと思うのですが、その意味で(思い通りにならず)もどかしさはあります。」

ビッグクラブでないチームで対戦する魅力は?

「ビッグクラブ同士だとスーパーなプレイが出過ぎる。球際のボールの奪いなどの攻防(が連続するところ)は、実際のサッカーにより近いかもしれない。また、シュートが基本的に決まらない。キーパーと1対1に持ち込んでも決まらないから、キーパーに2対1に持ち込まないといけない。こうした当地に来て、そのチームを使えること。それはとても面白いこと。FIFAの(実名のライセンスを持っている)魅力だと思う。」


(写真右:児島健介さん)

こうしたロシアの地方都市ロストフオンドンにも、FIFAやPESのeフットボールができるカフェやバーなどの施設はいくつも存在する。ヨーロッパ及び、その文化圏のロシアでのeスポーツの充実が垣間見れる。リアルなW杯では日本は敗退してしまったが、同じくFIFA主催のeW杯は来月8月2日からロンドンで開催される。日本代表として16人のうちの1人で出場するWEB(ナスリ)選手には、リアルフットボールの日本代表の悔しさを晴らし、eフットボールにおいても日本のクオリティを世界に示して欲しいところだ。

FCロストフ

1992年のロシアサッカー・プレミアリーグでトップディビジョンデビューを果たす。2014年、ミオドラグ・ボージョヴィッチ監督の下でロシア・カップ初優勝を飾り、クラブ史上初となる主要タイトルを獲得。2015-16シーズンはグルバン・ベルディエフ監督の下でプレミアリーグ2位になり、クラブ史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ出場を果たす。2016年8月24日、プレーオフでアヤックスに勝利し、初の本大会出場を果たすと、グループステージ第5節のバイエルン・ミュンヘン戦でチャンピオンズリーグ本大会初勝利を飾る快挙を成し遂げた。2017-18シーズンのリーグ戦績は11位。

FCロストフ公式ページ
http://www.fc-rostov.ru/

(取材●VAMOLA eFootball News編集部)

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